MBF Lectures 11.2 (2011年度後期)

テーマ:「幸せのもとを考える」

3・11の大惨事とそのあとの原発を巡る混乱を経験し、生活者の幸せのあり
方とそれに向き合う姿勢は明らかに変わりました。モノから心、自立から共生、
仕組みから姿勢へと大きく舵を切ったように見受けられます。そのような中で従
業員を幸せにし、顧客と社会を幸せにするための仕事のやり方も、その本質に
戻って再検討する必要があります。

今ラウンドでは、企業から少し離れたところで社会の幸せをつくり出している達
人の方々をお迎えして、それぞれのお話の根っ子でつながっているはずの幸せ
づくりの本質を皆で探してみたいと思います。

座学で終わらせることなく、各メンバーの現場での試行錯誤のレポートをぶつ
け合う「SAS(Stand and Shout)セッション」も1日新設しました。MBF内だけでも燃えていきたいですね。


時間:19:00-21:00(原則として)
場所:丸の内三菱ビル1Fサクセス、他



第1回 8月30日(火)
「有主風と離見:幸せづくりの本質再点検」
片平秀貴 (丸の内ブランドフォーラム)

世阿弥の芸術論の根幹を成す概念「有主風(演じる役の心になりきる)」と「離見(観客の目で自分を見る)」。この心を組み込んだ組織的アクションが世界の先端企業の革新を後押しし始めています。「顧客の中へ」、「顧客とともに幸せをつくる」という動きの底力をご紹介します。


第2回 9月15日(木)
「ラー油とハイボール」
子安大輔 (飲食プロデューサー;㈱カゲン取締役)
参加者の声


第3回 10月 6日(木)
「秘すれば花、ということ」
浮ヶ谷孝夫 (ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルト首席客演指揮者)
参加者の声


第4回 11月 9日(水)
「禅と茶道と食する喜び」
中村成実 (招福楼 当主)


第5回 12月 5日(月)
「患者とともに生きる」
高本眞一        (三井記念病院 院長)


第6回 2012年 1月17日(火)
「今日を愛する。LION」(新経営ビジョンとコーポレートメッセージ)
藤重貞慶(ライオン㈱ 代表取締役会長)