理研・計算科学研究機構副機構長

1947年生．
現在、理研・計算科学研究機構副機構長　（スパコン「京」の研究・運用の統括）、
情報システム研究機構・統合データベースセンター長
（生命科学のデータベースの研究・共用の統括）
東京大学名誉教授
1970年　東京大学工学部卒業
1978年Ph.D. in Computer Science　(ＭＩＴ、計算機科学博士課程修了)．
東京工業大学を経て、
1988年より2011年3月まで
東京大学大学院情報理工学系コンピュータ科学専攻教授、この間
東京大学情報基盤セ ンター長（東大のスパコンセンター長）を務める．
日本ソフトウエア科学会理事長，ドイツ国立情報科学技術研究所科学顧問等を歴任．
1999年　米国計算機学会ACMのフェローとなる。
（世界最大の計算機科学学会ＡＣＭから
並列オブジェクト指向計算研究と実践のパイオニアとして顕彰）
2008年　国際オブジェクト技術協会（AITO）Dahl-Nygaard賞受賞
（並列・分散ソフトウエアシステムに関する世界的業績による）
2008年　日本学術会議会員
2009年　紫綬褒章受章（情報科学における顕著な業績による）
2010年　情報処理学会功績賞等を受賞．

研究：　　並列計算モデル、プログラミング言語、オブジェクト指向計算、超並列計算
米澤が考案した「並列オブジェクト」ソフトウエアモデルは、多くの並列・分散システムの開発に使われ、たとえばツイッターシステムの開発にも使われている。
その他の職務経歴：
ドイツ国立情報学研究所（ＧＭＤ）科学顧問（１９９２－１９９６）
内閣府総合規制改革会議教育部会主査（２００１－２００４）
マイクロソフト米国本社の情報セキュリティ顧問（２００５－２０１０）
楽天株式会社技術研究所顧問（２００５－）

(このプロフィールは2012年2月に作成されました)