MBF ラウンド 16.1

テーマ:「道を究める」

スティーブ・ジョブズが禅を学び続けていたことはよく知られています。彼は、「理屈より実践」、「シンプルであることは、複雑であることより難しい」、「形あるものは必ず滅びる。だからこそ、命ある間にたゆまず精進し、一瞬一瞬の生を最大限に発揮せよ」など禅の考え方に大きく影響を受けて人生を送り、仕事を進めたと伝えられています。その考え方のエッセンスは、より一般的には老荘思想の「道を究める」という一言に凝縮されていると言っていいでしょう。

私も浅学ながら禅や老子、荘子の考え方を学ぶうちに、この「道を究める」はブランドを育てる人の生き方そのものだと気づきました。今期は、さまざまな分野で「道を究める」生き方をされている方をお招きし生の声をお聞きしたいと思います。


【MBF Lectures】
時間:19:00-21:00(原則として)
場所:丸の内三菱ビル1Fサクセス、他


■ 3月28日(月)      高本眞一 三井記念病院院長
 「ミッションに生きる ― 医師の本心 ―」
昨年、高本先生はご本を出版されました。それは一人の人間として自らの医師という仕事を正直に見つめて語り尽くした名著です。今回はこのご著書を巡ってお話しいただきます。今回は、MBF側のホスト(テス)として、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授の安梅勅江氏に議論のお相手をしていただきます。
★課題図書:『患者さんに伝えたい医師の本心』(新潮新書)
[古城裕嗣氏のレクチャーノート]
[参加者の声]


■ 4月21日(木)      三宅峰三郎 キューピー代表取締役社長
ブランドジャパン2016セミナー(会場:パレスホテル東京;この日は午前になります)
「キユーピーのブランドづくり」(仮題)
1919年創業のキユーピーはあと3年で創業100年を迎えます。このたびブランドジャパン2016では、オフラインの日本発ブランドとして大躍進を遂げました。マヨネーズを中心に時代を超えて革新を続け愛され続けているのは、しっかりした芯を軸に「道を究める」態勢がしっかりしているからだと思います。リーダーの三宅さんから直接その思いをお聞きします。
[参加者の声]


■ 4月25日(月) 18:30~21:00
銀座シンポジウム in 丸の内
「銀座に学び、銀座を語る」

18:30-19:10 基調講演:竹沢えり子(銀座街づくり会議事務局長)
「これからの銀座の街づくり」(仮題)
19:10-19:50 銀座ファン代表が銀座人に「モノ申す」

  • 銀座代表
  • 若者代表
  • 丸の内人代表
  • 築地代表
  • 主婦代表
  • 数寄者代表

19:50-21:00 パネルディスカッション「これからの銀座を語る」
パネルメンバー
遠藤 彬 (全銀座会G2020 委員長、ハツコエンドウ)
伊藤 明 (全銀座会催事委員長、銀座伊東屋)
竹沢えり子(銀座街づくり会議事務局長)
片平秀貴 (丸の内ブランドフォーラム)

[古城裕嗣氏のレクチャーノート]
[参加者の声]


■ 5月10日(火)      加藤俊男 木屋取締役会長
「刃物を扱って223年」
加藤さんは早稲田の理工の応用金属学科をご卒業された金属のプロです。ステンレスの包丁を鋼のものより切れるように進化させドイツの職人を驚かせた話。宮大工の名匠、西岡常一棟梁のカンナをゼロからつくりあげて喜ばれた話、などなど道を究める話は尽きません。お姿からも求道者の面影が漂います。ご期待ください。
★参考資料:http://www.kiya-hamono.co.jp/hamono/kaichou1.html
ホスト:永井真未(銀座越後屋)
[古城裕嗣氏のレクチャーノート]
[参加者の声]


■ 6月15日(水)      松井忠三 元良品計画社長、会長
「無印良品が、世界でも勝てる理由」
松井さんも最近また新しいご著書を出版されました。講演タイトルはそこから来ています。ここで書かれていることはブランド論そのものです。人をどう育てるか、ブランドの芯をどうしっかり根付かせるか、どう文化を味方につけるか、などのご苦労が語られています。禅や老荘思想の影響が色濃いMUJIブランドがどう世界に通用しているのか、ご本を元にしたお話を直にお聞きできるのが大変興味深いです。
★課題図書『無印良品が、世界でも勝てる理由』(角川書店)
ホスト:福地潤子(サッポロビール ホールディングズ)
[古城裕嗣氏のレクチャーノート]
[参加者の声]


■ 7月 7日(木)      堀切功章 キッコーマン代表取締役社長
キッコーマンしょうゆを”世界の調味料”へ
「キッコーマンの成長戦略」
堀切さんは以下の参考資料にもあるように、「うちのごはん」、「しぼりたて生醤油」をはじめ多くの新商品開発に携わってこられました。その領域は本流である醤油から、たれ、調味料に至るまで多岐にわたっていますが、醤油を軸とする伝統を味方にして革新し、その革新が伝統の肉づけをするという老舗の底力を感じさせるものです。参考資料2aにある「一族八家」の話も日本の老舗メーカーのガバナンスの観点から興味深いです。
参考資料1:http://toyokeizai.net/articles/-/16067
参考資料2a:http://president.jp/articles/-/14623
参考資料2b:http://president.jp/articles/-/14628
ホスト:太田恵理子(キリン食生活文化研究所所長)
[古城裕嗣氏のレクチャーノート]
[参加者の声]